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宣教師と妻と母の3つの帽子をかぶりながら奮闘中の宣教主婦、尾関祐子のブログです。北米での日本人宣教と帰国者のフォローアップの宣教団体、JCFNで働いています。JCFNの詳しい働きについては、www.jcfn.orgへ。


by yukoozeki

結婚に導かれた経緯

私は幼いときから母に連れられて教会に行き、人生のほとんどをイエス様と共に歩むという恵みの中で育ちました。ですから、尾関さんに交際を申し込まれ、はじめてお互いの生まれ育った背景や救いの証をしあったとき、本当に面白いぐらい違う人生を歩んできたんだなあ、としみじみ感じました。

クリスチャンの結婚の導きの証を聞くとき、夢の中で名前が示された、とか、超自然的に導かれた話を聞くことがありますが、私たちの場合は、そのようなびっくりするような出来事はなく、ただ日々の歩みの中で、また、お互いに知り合っていくプロセスの中で、神さまが2人の心に結婚への思いと確信を与え、導いてくださったと思います。高校生ぐらいの時から教会のスタッフやいろいろな人たちに、結婚のために具体的に条件をあげて祈りなさい、と言われていましたが、私の条件は、「尊敬できる人」「リーダーシップのある人」そして、「日本人宣教に重荷のある人」の3つでした。神さまはこのリクエストをすべて答えてくださる人を与えてくださったと心から感謝しています。

結婚を考えていくにあたって一番チャレンジだったのことは、これから自分のミニストリーはどうなっていくのだろう、ということでした。実は、昨年の年末の修養会で私はすごく恵まれ満たされる経験をして、その中で、「神さま、私は本当にあなたの近くにいて、この素晴らしいミニストリーを続けていきたいです。もし、結婚がこの働きが妨げるなら、一生結婚しなくても大丈夫です。あなたが働いているこの場所にいるだけで私は本当に幸せです。」とお祈りしていたのです。ですから、2週間後に彼から交際を申し込まれた時、「あれ?神さま、ちょっと祈ったことと違うんですけど。」とかなり戸惑いました。

しかし、御心を求めていく中で、神さまが私に与えて下さろうとしているものは、本当に十分過ぎるほどによいものであり、また、ヨハネ15章16~17節の

「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。あなたがたが互いに愛し合うこと、これが、わたしのあなたがたに与える戒めです。」

というみことばにより、この結婚が神さまの選びあることと、今度は一人ではなく二人として遣わされること、そして、実を結んでいくのだ、ということを確信することができました。

これからのミニストリーの中で、2人の違うバックグランドや性格がどのように用いられていくのか楽しみです。ミニストリーの範囲も、学生だけでなく社会人や主婦の人たちにも広げられつつあります。少しずつ引き続き皆さんのお祈りをよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

2006年9月10日
by yukoozeki | 2009-04-01 14:40 | Testimonies