宣教師と妻と母の3つの帽子をかぶりながら奮闘中の宣教主婦、尾関祐子のブログです。北米での日本人宣教と帰国者のフォローアップの宣教団体、JCFNで働いています。JCFNの詳しい働きについては、www.jcfn.orgへ。


by yukoozeki

WIT証~使命を見失ったとき

WITは無事に終わったようです。
昨日はまた、WIT参加者の女の子2人が家に泊まり、しばし交わりのときを持ちました。
心燃やされている彼女たちの証に励まされました。

今日は朝一人、そして午後一人、彼女たちを空港に送ってWIT終了です。お疲れ様でした。

さて、金曜日の朝にWITでした証を記録のためにここに掲載しておきます。

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Theme:
使命を見失ったとき。

Theme Verse:
「いのちのことばをしっかり握って、彼らの間で世の光として輝くためです。(ピリピ2:16)

Objective:
使命を見失うとき、召しの確信が揺さぶられるとき、自分を召された神様のみことばがもう一度自分を立ち上がらせる。自分が召されたときのみことばをしっかり握り締め、いつも思い巡らすことが、使命にとどまり続けるKeyとなる。

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こんにちは。JCFNのスタッフをして、今年で9年目になります。「毎年救われて日本に帰っていく帰国者たちの8割以上が帰国後教会から離れてしまうなんて、もったいない!」というHoly Discontentが、私をこの働きに導くきっかけとなりました。

2000年の秋からスタッフになり、自分のSHAPEにあった仕事をさせてもらっていたわけですが、2007年の1月の結婚、そして、去年7月の出産を通して、つい最近まで召しの確信をぐらぐらにされる、いわば自分の使命を見失ってしまった経験を通されたので、今日は「使命を見失ったとき」というテーマで短くお話したいと思います。

どうして結婚と出産によって使命を見失ったのだろう、と今考えてみると、まず、やりたいことができなくなったからです。長期出張や頻繁な巡回をすることが難しくなり、また夜遅くまで働いたり人と会ったりすることができなくなりました。そして、やりたくないことを多くやるようになりました。自分のあまり好きではない、会計とか事務作業を多く任されるようになりました。このような仕事は、私にとって、SHAPEのAbilityの部分はあっても、passion、SHAPEのHの部分があまりない仕事だったわけです。

それでも、家庭を開放してのバイブルスタディが祝福されたり人が救われたり、夫婦でミニストリーをする恵みを体験したり、でそれなりに進んでいたのですが、去年の夏WITを直前に、予定日よりも3週間前に出産し、それからはもう子育て一色の生活がはじまり、やりたいもやりたくないも、まったく何もできない状態になりました。2ヶ月の産休の後、仕事に復帰したことはしたのですが、心はミニストリーにはあらず、で、ひたすら慣れない子育てに没頭しつつ、「何もできない」自分にFrustrationをため続ける毎日を送りました。もちろんライフステージ的に、Temporaryでこういう時期があるのはOKだとは思うのですが、私の場合は、もともと、出産前から使命に対するPassionが薄くなってきたところにあった、とどめの一発!のような形で出産が来たので、「どうして、私はまだJCFNやっているんだろう。やめても誰も責めないよね~。むしろ、JCFNを続ける理由ってあるんだろうか~?」と心ひそかに思うようになりました。しかし、夫は、私がJCFNを続けるように励まし犠牲を払って協力してくれるし、JCFNの猫の手も借りたい深刻な人手不足はわかっていたので、「それでもやらないよりはちょっとでもやった方がヘルプになる。」というような思いで半年以上すごしてきたような気がします。そして、忙しくて、寝不足でふらふらしながら仕事をしているSちゃんやCちゃんに対して罪悪感がいっぱいで、「ごめんね~。手伝えなくて」といつも謝っていました。

自分がもう一度使命を建て直されたのは、3月末に日本で行われたAll Nations Returnee Conferenceです。それはとてもとても単純なきっかけで起こりました。一日目のメッセージで語られたみことばが、私がアメリカに留学をしたきっかけとなったみことばだったのです。正確には、私が留学のときにいただいたみことばは、ヘブル11:8 

「信仰によってアブラハムは、相続財産として受け取るべき地に出て行けとの召しを受けたとき、これに従い、どこに行くのかを知らないで、でていきました。」

というところで、語られたのは、創世記12:1-2 

「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。」 

だったのですが、みことばを通して、海外に出てきた自分がどれほど神様に祝福されたか、どれほど恵まれたか、ということをもう一度Remindさせられたのです。そして、同じように海外にでてきた人たち(クリ・ノンクリを問わず)と神様の祝福を分かち合う、このJCFNの働きに神様が召してくださったのだ、ともう一度再確認させられました。実は恥ずかしながら、今まで自分はJCFNでないといけない理由は何もなく、KGKだろうが、InterVarsityだろうが、どこでも働き場はよくて、自分はたまたまJCFNで働いているに過ぎない、と思っていたのです。しかし今回のこの体験を通して、「海外経験者」へのミニストリーに自分が召されている、ということをはっきりしっかり教えられました。

 それだけでも十分恵みでしたが、最後の日に語られたメッセージで語られたみことばは、なんと、私が結婚に導かれた御言葉だったのです。

「あなたがたががわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。」(ヨハネ15:16)

このみことばを通して、私がミニストリーにとってDisadvantageだと思っていた、結婚や出産も、神様にとっては実を結ばせるものだということをもう一度Remindさせられると同時に、この2つのメッセージを通して、神様は、あなたがここまで通ってきた道はすべてわたしが導いた、間違っていないよ、大丈夫、そのまま先に進みなさい。そのように言われたような気がしたのです。
 
 さて、All Nationsが終わっても、私の状況は変りません。相変わらず子育てにほとんどの時間を使い、なかなかミニストリーを思うようにはできません。今回のWITも、このように全参加はできず、この一コマだけ許されて参加しています。しかし、今は、自分の使命をはっきりと持っています。使命を見失いそうになったとき、私を引き戻したのは、I can’t stand anymore!というHoly Discontentではなく、自分が何かできるとか、賜物があるとかのSHAPEでもありませんでした。かつて自分の召しを確信したMile Stoneとなったみことばでした。ですから、みなさんにお勧めしたいと思います。自分の使命を書き出すと同時に、そのことに関する神様からのConfirmationとなるみことばを必ずもらってください。それを書き出し、いつでもそれを思い出せるようにしてください。私たちの周りを取り巻く環境が変ったり、霊的に落ち込んだりしたときに、そのみことばがもう一度私たちを立ち上がらせてくれます。これから、帰国して、環境が変わる人もいるでしょう。一緒に働いていた仲間がいなくなる人、状況的に今のようにミニストリーをすることが許されなくなる人たちもいるかもしれません。しかし、最終的に私たちを使命に立たせ、進ませてくださるのは、神様のみことばです。

「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるのです。…それは、あなたがたが、非難されるところのない純真な者となり、また、曲がった邪悪な世代の中にあって傷のない神の子どもとなり、いのちのことばをしっかり握って、彼らの間で世の光として輝くためです。」(ピリピ2:16)
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by yukoozeki | 2009-07-20 14:19 | Testimonies