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宣教師と妻と母の3つの帽子をかぶりながら奮闘中の宣教主婦、尾関祐子のブログです。北米での日本人宣教と帰国者のフォローアップの宣教団体、JCFNで働いています。JCFNの詳しい働きについては、www.jcfn.orgへ。


by yukoozeki

宣教報告2011年9月

「あなたといっしょにいる民は多すぎるから、わたしはミデヤン人を彼らの手に渡さない。イスラエルが、『自分の手で自分を救った』と言って、わたしに向かって誇るといけないから。」(士師記7:2)

あっという間に夏も終わりに近づき、LAでは、朝夕随分涼しくなってきました。

東日本大震災からは早くも半年が経とうとしていますが、復興作業の立ち遅れや放射能汚染の問題、心のケアなど長期的な祈りと取り組みを必要としています。尚も苦しみ、悩んでいる人たちの上に、人知をはるかに超えた主の平安が臨んでくださるように祈ります。

さて、私は7月6日から産休を終えて仕事に復帰しています。子どもが二人に増えたことにより家事や育児とミニストリーの両立はますます難しくなってきており、一日が終わるとぐったり、という日も少なくありません。日々の重荷を神様の前に下ろし祈る中で、上のみことばが与えられています。これはギデオンがミデヤン人と戦うにあたり、神様がイスラエル軍の戦士の数を300人までに減らされ、その上で大勝利を収めてくださった、その直前に語られたみことばです。私も、結婚→出産→二人目の出産、と続く中で、まるでどんどん戦士の数を減らされているような気がしています。しかし、神様は、自分の知恵や力を頼るのではなく神様を頼るときに、神様ご自身が働き勝利を与えてくださる、と約束してくださっています。ますます信仰を働かせつつ、自分ではなく神様をより頼み、神様のすばらしさを体験したいと思わされる毎日です。

♪4つの目標♪

産休、家の引越し、そして新しい事務主事の就任。これらが重なったことは、自分の今までのミニストリーをリセットし、もう一度新しい目標を立てるのにはとても良いチャンスとなりました。

それで新たに今年力を入れるべきミニストリーに関して祈りながら4つの目標を立てました。

1.アーバインの地で新しくママさんバイブルスタディグループをはじめる。
2.学生や若い人たちのメンター(コーチング)をする。
3.JCFNのリソース、バイブルスタディのテキスト等を作る。
4.夫婦、家族でできるミニストリーをする。

ママさんバイブルスタディに関しては引越し前、サウスベイ地域でやっていたのですが、今回引っ越すにあたり、新しい人たちと新しいグループをはじめたい、という思いが与えられました。幸い、サウスベイのママバイは私が引越した後、さらに人数が増え、祝福された学びが続いているようです。感謝です。是非、新しいグループをはじめることができるようにお祈りください。

宣教報告2011年9月_a0122207_1594973.jpg宣教報告2011年9月_a0122207_232856.jpg次に、メンタリング(コーチング)。これは定期的に個人と会って弟子訓練やその人の成長のために祈り関わるということです。イエス様が12人の弟子の中でも特に3人(ペテロ、ヤコブ、ヨハネ)を選ばれ訓練されたことにならい、3人の関わるべき人が与えられることを祈りはじめたところ、すでに祈りが答えられつつあります。一人は去年の秋から会い続けているMさん。彼女はこの秋からシカゴの聖書学校に入学することになりましたが、スカイプで継続的に関わり続けることになりました。二人目は、Yさん。彼女はこの夏の終わりに日本に帰国することが決まり、集中的に帰国準備のための学びをしています。もう一人はMさん。彼女はこの年末に行われるイクイッパーカンファレンスで、共に女性集会の企画チームに入ったため、個人的に関わることになりました。人の移動の多いミニストリーなので、関われる期間は限定されていますが、そのとき、そのとき与えられている人たちに忠実に関わることができれば、と祈らされています。

3つ目のJCFNのリソースというのは、帰国に関する学びの資料やバイブルスタディのテキストの作成、ということです。10年間帰国者たちに関わる中で得た情報や知恵を、文書や、データとしてなるべくミニストリーの後継者たち、そしてこれからも帰国し続けていく人たちに残していきたい、と思っています。今年はJCFNが20周年を迎えるにあたり記念誌を出版することになり、現在はその編集作業をさせていただいています。年末までには出版される予定です。

最後の夫婦・家族でのミニストリーですが、これはまだまだ未知数です。ただ、この秋から3ヶ月限定で友人の教会開拓のお手伝いをすることになりましたので、その中で色々なニーズが見えてくるかもしれません。家族で主に仕えることができることは大きな恵みです。主の導きを引き続き祈っていきたいと思っています。

もちろんこれら4つのことに加えて日々のフォローアップや色々な行事や事務作業もあります。主からの知恵を与えられ、主によりたのみつつ日々過ごすことができるようにお祈りください。

♪その他祈りの課題♪

1.フォローアップをした人たちが、帰国後も主にあって成長していくことができるように。日本の文化、教会、家族、色々な問題がある中で、神様につながることができるように。そして、彼らを支えるクリスチャンコミュニティが一人一人に与えられるように。
2.4月に就任した三木事務主事ですが、ビザの関係で現在日本に一時帰国中です。当初は7月にビザが取れる予定でしたが、10月頃まで遅れる可能性があり日本で待機しつつ事務をしてくださっています。そのため、私も引き続き事務の一部を担うことになりました。一日も早くビザが与えられ、三木姉がアメリカの事務所に戻ってくることができるようにお祈りください。
3.総主事の清水(旧姓黒田)摂姉がサポートレイズのため、年末まで日常業務から離れることになり、中村千尋姉が現在代行として総主事職を引き継いでいます。清水姉のサポートが無事に満たされて来年から通常業務に復帰できるように、また、その間重責を担う中村主事のためにお祈りください。
4.引き続き主が経済的必要を満たしてくださるように。
5.ミニスターとして、妻として、母としての召しを感謝して受け止めつつ忠実に主に従うことができるように。
6.母教会の高槻福音自由教会の祝福のためにお祈りください。

皆様の上に、主の恵みと祝福が豊かにありますように!          

尾関 祐子
by yukoozeki | 2011-09-09 02:05 | Bi-monthly Report