人気ブログランキング | 話題のタグを見る

宣教師と妻と母の3つの帽子をかぶりながら奮闘中の宣教主婦、尾関祐子のブログです。北米での日本人宣教と帰国者のフォローアップの宣教団体、JCFNで働いています。JCFNの詳しい働きについては、www.jcfn.orgへ。


by yukoozeki

宣教報告2011年11月

Happy thanksgiving!

「涙とともに種を蒔く者は、喜び叫びながら刈り取ろう。種入れをかかえ、泣きながら出て行く者は、束をかかえ、喜び叫びながら帰って来る。」(詩篇126:5-6)

寒暖の差が激しい季節になりました。みなさん、お元気ですか?
今年は家の引越し、第2子の出産という大きな出来事があったためか、あっという間に一年経ってしまったような気がしています。いつもこの小さな者の働きを支えお祈りくださり、ありがとうございます。

♪SEEK2011♪ 

宣教報告2011年11月_a0122207_503966.jpgLAの若者たちを対象にした伝道集会、SEEKが今年も開催されました。例年通り、運動会にはじまり、韓国焼肉でお腹を満たした後、ステージパフォーマンスで、ラップあり、ダンスあり、ゴスペルあり、の楽しい時間を過ごし、最後には福音をしっかり届ける、一日イベントです。
今年は250人程度が集められましたが、約半数はまだクリスチャンではありません。彼らはLA各地のミニストリーに何らかの形でつながっていたり、個人的にクリスチャンの友達に誘われたりしてやってきました。

宣教報告2011年11月_a0122207_511320.jpg毎年、裏で企画をする学生たちには様々なドラマやチャレンジがあります。今年も準備をしている段階では、本当に開催できるのか、空中分解するんじゃないか、というような焦りや不安があり、祈りに力が入りましたが、ふたを開けてみると当日は、一人ひとりが自分の役割をしっかり果たし、スムーズに流れて行きました。
SEEKが人からのものではなく、神様によって企画され準備されたのだ、ということがよくわかり、皆で神様の栄光をほめたたえました。

引き続きこのイベントに来たノンクリスチャンたちがクリスチャンの交わりや教会に導かれるように、イベントが終わった後のフォローアップのために是非お祈りください。


♪帰国者ワーシップCD♪

前回のニュースレターで、今年度の4つの目標をあげました。

1.アーバインの地で新しくママさんバイブルスタディグループをはじめる。
2.学生や若い人たちのメンター(コーチング)をする。
3.JCFNのリソース、バイブルスタディのテキスト等を作る。
4.夫婦、家族でできるミニストリーをする。


感謝なことに、それぞれが少しずつ進みつつあります。特に1のローカルミニストリーですが、神様が新しいビジョンを与えてくださり、年明けから、本格的にミニストリーが始められるかもしれません。次回のニュースレターで詳しく紹介しますが、是非、今後の導きのためにお祈りください。

それから、3のリソースのことについての新しい進展がありました。数ヶ月ほど前に、帰国者のための応援ワーシップCDを作る企画が出され、早速制作に取り掛かることになりました。帰国者ミニストリーに関わっていたり、自分自身も帰国者であるクリスチャン・アーティストたちに協力をいただき、曲を一曲ずつささげてくださるようにお願いし、また帰国者たちへの応援メッセージを書いていただくことになったのですが、とても素敵なCDができあがってきていて、私自身もCDを聞きながら励まされています。

このCDは、年末に行われるイクイッパー・カンファレンスにて配布される、帰国者応援KITの中に収められ、近日中に帰国する人たちのためのプレゼントとさせていただく予定です。是非、よいものを完成させることができ、多くの帰国者たちの励ましとなるようにお祈りください。

♪その他祈りの課題♪

1.三木真智子姉が、無事にビザを取得し、アメリカ事務主事として本格的に稼動をはじめました!みなさんのお祈りを心より感謝いたします!是非彼女の働きのために、また引き続き経済的サポートを必要としていますので、お祈りください。

2.フォローアップをした人たちが、帰国後も主にあって成長していくことができるように。日本の文化、教会、家族、色々な問題がある中で、神様につながることができるように。そして、彼らを支えるクリスチャンコミュニティが一人一人に与えられるようにお祈りください。

3.総主事の清水(旧姓黒田)摂姉のサポートレイズのためにお祈りください。サポートレイズ期間中は日常業務から離れ、中村千尋姉が代行として総主事職を負っています。清水姉のサポートが早く満たされ、通常業務に復帰できるように、また、その間重責を担う中村主事のためにお祈りください。

4.年末行われるイクイッパーカンファレンスの準備のためにお祈りください。最後の実行委員会が11月12日に行われ、アメリカ各地から準備委員たちが集まりました。

5.短期で開拓を手伝っている、カルバリーチャペルラハブラの日本語部ミニストリーのために。先月は一人の方が信仰告白に導かれました!ハレルヤ!主が引き続き新しい人を教会に送ってくださるようにお祈りください。

6.引き続き主が経済的必要を満たしてくださるように。

7.ミニスターとして、妻として、母としての召しを感謝して受け止めつつ忠実に主に従うことができるように。

8.母教会の高槻福音自由教会の祝福のためにお祈りください。

皆様の上に、主の恵みと祝福が豊かにありますように!          

尾関 祐子

オンラインでの献金も可能です。http://www.jcfn.org/donation
# by yukoozeki | 2011-11-22 05:02 | Bi-monthly Report

母の愛、子どもの愛

母の愛は、地上で一番神様の無条件の愛に近い、と聞いていた。

が、ところがどっこい。

母になって以来、自分の愛のなさにはあきれるばかり。とほほ。

毎日イライラしない日は皆無に近いし、0歳児と3歳児が同時多発でギャン泣きした日には、こちらも一緒に爆発したくなるし。(そして被害をこうむるのは大抵の場合、可愛そうなオットである。)

が。

昨日、幼稚園の先生をしている友人が、

「お母さんっていうのは本当にすごい。どんなにひどい母親であっても、お母さんであるだけで、子どもにとっては十分なんだよ。子どもが望むことって、基本的にはお母さんと一緒にいたい、かまってほしいってことだけ。それだけでうれしくて、満たされちゃう。どんなに立派な幼稚園の先生も、ダメダメな母親にはかなわない。『母親』っていうのは神様が女性に与えている最高の召しだよね。」

というようなことを言ってくれた。


で、母親の子どもに対する影響力の大きさについては、何度も聞いていたし、そのとおりだなあ、と、そのこと自体は目新しいことではなかったのだけれど、今回このことばを聞きながら気づかされたことは、

あー、なるほど。


無条件に近い愛で愛されているのは実は私の方だったのか、ということ。


どんなに私が不機嫌になっても、時に理不尽に接しても、それでも次の瞬間には、「マミー、あのね...」と近寄ってきてくれる子どもたち。

ま、もちろん思春期になったらこうはいかないんだろうけどね...。

今のこの時期、神様からのたくさんの愛と忍耐を私に教えてくれているんだなあ。

そんなことを思っていたら、今日は一日少しだけ穏やかに、子どもたちにもやさしく接することができたような気がする。

神様、感謝します。
ムスメたちよ、ありがとう。
# by yukoozeki | 2011-10-14 14:52 | Motherhood

宣教報告2011年9月

「あなたといっしょにいる民は多すぎるから、わたしはミデヤン人を彼らの手に渡さない。イスラエルが、『自分の手で自分を救った』と言って、わたしに向かって誇るといけないから。」(士師記7:2)

あっという間に夏も終わりに近づき、LAでは、朝夕随分涼しくなってきました。

東日本大震災からは早くも半年が経とうとしていますが、復興作業の立ち遅れや放射能汚染の問題、心のケアなど長期的な祈りと取り組みを必要としています。尚も苦しみ、悩んでいる人たちの上に、人知をはるかに超えた主の平安が臨んでくださるように祈ります。

さて、私は7月6日から産休を終えて仕事に復帰しています。子どもが二人に増えたことにより家事や育児とミニストリーの両立はますます難しくなってきており、一日が終わるとぐったり、という日も少なくありません。日々の重荷を神様の前に下ろし祈る中で、上のみことばが与えられています。これはギデオンがミデヤン人と戦うにあたり、神様がイスラエル軍の戦士の数を300人までに減らされ、その上で大勝利を収めてくださった、その直前に語られたみことばです。私も、結婚→出産→二人目の出産、と続く中で、まるでどんどん戦士の数を減らされているような気がしています。しかし、神様は、自分の知恵や力を頼るのではなく神様を頼るときに、神様ご自身が働き勝利を与えてくださる、と約束してくださっています。ますます信仰を働かせつつ、自分ではなく神様をより頼み、神様のすばらしさを体験したいと思わされる毎日です。

♪4つの目標♪

産休、家の引越し、そして新しい事務主事の就任。これらが重なったことは、自分の今までのミニストリーをリセットし、もう一度新しい目標を立てるのにはとても良いチャンスとなりました。

それで新たに今年力を入れるべきミニストリーに関して祈りながら4つの目標を立てました。

1.アーバインの地で新しくママさんバイブルスタディグループをはじめる。
2.学生や若い人たちのメンター(コーチング)をする。
3.JCFNのリソース、バイブルスタディのテキスト等を作る。
4.夫婦、家族でできるミニストリーをする。

ママさんバイブルスタディに関しては引越し前、サウスベイ地域でやっていたのですが、今回引っ越すにあたり、新しい人たちと新しいグループをはじめたい、という思いが与えられました。幸い、サウスベイのママバイは私が引越した後、さらに人数が増え、祝福された学びが続いているようです。感謝です。是非、新しいグループをはじめることができるようにお祈りください。

宣教報告2011年9月_a0122207_1594973.jpg宣教報告2011年9月_a0122207_232856.jpg次に、メンタリング(コーチング)。これは定期的に個人と会って弟子訓練やその人の成長のために祈り関わるということです。イエス様が12人の弟子の中でも特に3人(ペテロ、ヤコブ、ヨハネ)を選ばれ訓練されたことにならい、3人の関わるべき人が与えられることを祈りはじめたところ、すでに祈りが答えられつつあります。一人は去年の秋から会い続けているMさん。彼女はこの秋からシカゴの聖書学校に入学することになりましたが、スカイプで継続的に関わり続けることになりました。二人目は、Yさん。彼女はこの夏の終わりに日本に帰国することが決まり、集中的に帰国準備のための学びをしています。もう一人はMさん。彼女はこの年末に行われるイクイッパーカンファレンスで、共に女性集会の企画チームに入ったため、個人的に関わることになりました。人の移動の多いミニストリーなので、関われる期間は限定されていますが、そのとき、そのとき与えられている人たちに忠実に関わることができれば、と祈らされています。

3つ目のJCFNのリソースというのは、帰国に関する学びの資料やバイブルスタディのテキストの作成、ということです。10年間帰国者たちに関わる中で得た情報や知恵を、文書や、データとしてなるべくミニストリーの後継者たち、そしてこれからも帰国し続けていく人たちに残していきたい、と思っています。今年はJCFNが20周年を迎えるにあたり記念誌を出版することになり、現在はその編集作業をさせていただいています。年末までには出版される予定です。

最後の夫婦・家族でのミニストリーですが、これはまだまだ未知数です。ただ、この秋から3ヶ月限定で友人の教会開拓のお手伝いをすることになりましたので、その中で色々なニーズが見えてくるかもしれません。家族で主に仕えることができることは大きな恵みです。主の導きを引き続き祈っていきたいと思っています。

もちろんこれら4つのことに加えて日々のフォローアップや色々な行事や事務作業もあります。主からの知恵を与えられ、主によりたのみつつ日々過ごすことができるようにお祈りください。

♪その他祈りの課題♪

1.フォローアップをした人たちが、帰国後も主にあって成長していくことができるように。日本の文化、教会、家族、色々な問題がある中で、神様につながることができるように。そして、彼らを支えるクリスチャンコミュニティが一人一人に与えられるように。
2.4月に就任した三木事務主事ですが、ビザの関係で現在日本に一時帰国中です。当初は7月にビザが取れる予定でしたが、10月頃まで遅れる可能性があり日本で待機しつつ事務をしてくださっています。そのため、私も引き続き事務の一部を担うことになりました。一日も早くビザが与えられ、三木姉がアメリカの事務所に戻ってくることができるようにお祈りください。
3.総主事の清水(旧姓黒田)摂姉がサポートレイズのため、年末まで日常業務から離れることになり、中村千尋姉が現在代行として総主事職を引き継いでいます。清水姉のサポートが無事に満たされて来年から通常業務に復帰できるように、また、その間重責を担う中村主事のためにお祈りください。
4.引き続き主が経済的必要を満たしてくださるように。
5.ミニスターとして、妻として、母としての召しを感謝して受け止めつつ忠実に主に従うことができるように。
6.母教会の高槻福音自由教会の祝福のためにお祈りください。

皆様の上に、主の恵みと祝福が豊かにありますように!          

尾関 祐子
# by yukoozeki | 2011-09-09 02:05 | Bi-monthly Report

4つの目標

さて、仕事を復帰したとたん、あっという間に7月が終わろうとしている。
早い...。

前回のブログの続きで、自分のやるべきことはなにか、つらつらと考える日々が続いている。
実は、3月に引越し、出産のための産休が入り、そして、事務主事が与えられる、という3つの大きい変化がやってきたため、一度私のJob Descriptionはリセットされたカタチになり、新しいミニストリーを始めるには絶好のチャンスなのだった。

で、今考えているのは、

1.アーバインの地で、ママさん相手のバイブルスタディを始める。(引越し前もやっていたけど、違うメンバーで新しく始める、という意味。)
2.学生数人たちのメンターをする。(ま、これも引き続きの部分もあるけれど、新学期で学生の移動があるので、新しい出会いがあればいいな、と。)
3.JCFNのリソースをつくる。たとえば、帰国準備のため、冠婚葬祭とか、家族の関係とか、帰国者たちが通る問題についてのDVDバイスタシリーズを作ったりとか。(ちょうどJCFN20周年で記念文集を作ることになりそうだけれど、これも、一つのリソース作りかな。)
4.夫婦・家族でできるバイスタ、もしくはミニストリーをはじめる。(これは、バイスタ、とかもいいし、Teaching Ministryというカタチでも用いられていきたい。)

という4つのことかな。
4ついきなりフル稼働したら大変かもしれないけれど、少しずつ、神様に導かれながらこの4つのために時間を割いていきたいなあ、と思わされている。

日々やらなければならないことはたくさんあるけれど、永遠のインパクトを人に与えることにエネルギーと時間を割いていくことを最近の礼拝メッセージでなんども語られている。

神様、どうぞ導いてください。
# by yukoozeki | 2011-07-26 08:38 | Daily Ministry

産休明け

先週の水曜日から、仕事がはじまった。
ま、はじまった、と言ってもパートタイムなので、そこまで急激に生活が変わるわけではないけれど、それでもやることが増えた分、考えることも増え、忙しくなった。

産休中、少しゆっくりと、JCFNの大きな今後の方向性、とか、こういうことをやっていけたらいいな、と考えていたことがあったのだけれど、産休明け初日のミーティングに出て、

「うぁー、そうやった、そうやった、あれもこれもやらなあかん~~。」

と、それどころじゃないモードにいきなり突入してしまった。

いかんいかん。

何をするべきか、何をしないべきか、流されることなく、しっかり見極めながらやっていかなければ、と思わされた。贅沢に使える時間はない。限られた時間とエネルギーをどこに注ぐべきか、しっかり祈りこんでいかなければ、と心を新たにした初日だった。

感謝なことに、仕事はじめの日、ムスメ2号が一晩中起きることなく、朝6時過ぎまで寝ていてくれた。
神様は、こういう風なカタチでも、仕事に復帰することをConfirmしてくださったのかな、と思うと嬉しくなった。

(あ、でも、次の日はまた4時に起きてきましたけどね。...)

さあ、神様に期待していきましょう。
# by yukoozeki | 2011-07-10 05:57 | Daily Ministry